JL941 / JL942 グアム線 機材と座席表の情報 (2019年11月~2020年3月)

Tony Chen, CC BY-SA

JALグアム線の、2019年10月27日~2020年3月28日における使用機材とおすすめ情報をご紹介します。対象となる便は、成田-グアム間で運航される、JL運航の定期便です。

JALグアム線一覧

※標準的な発着時刻を記載しています。スケジュールは日によって異なるのでご注意ください。

発地 着地 便名 出発 到着 所要 機材 クラス
成田 グアム JL941 9:30 14:15 3.45 772▼ CY
グアム 成田 JL942 16:50 19:35 3.45 772▼ CY

機材の座席表と各クラス詳細

JL941 / JL942

B777-200ER(772)個人用テレビ(MAGIC 6)

コンフィグ W63 / W64
772_w63_w64.gif
ビジネスクラスエコノミークラス
c_sky_suite_3.pngy_economy.png
SKY SUITE IIIエコノミークラス
26席286席
この機材のおすすめ座席・おすすめでない座席 SeatGuru

グアムに就航するJAL機材のシートスペック

B777-200ER
(772)
ビジネスクラス エコノミークラス
シート種別 SKY SUITE III エコノミークラス*
座席配列 A-DG-K ABC-DEFG-HK
シート幅(アームレスト間) 51〜52cm 47cm
ベッド幅(最大) 74cm
ベッド長(最大) 198cm
前後間隔(ピッチ) 79cm*
個人モニター 17インチ 10.6インチ
*最前列は8.9インチ
機内エンタメ MAGIC-VI
PC電源 全座席
USBポート 全座席
快適度 ★★★
快適
★★☆
平均的な広さ
* 772(W63/W64)のエコノミークラスの座席は「SKY WIDER」ですが、前後間隔を詰めて座席数を増やした仕様となっています。前後間隔のサイズは公表されていないため、推定値を算出しました。

ユナイテッド航空のグアム線機材との比較(エコノミークラス)

エコノミークラス
JAL/日本航空
B777-200ER (772)
ユナイテッド航空
B777-200 (364席)*
シート種別 エコノミークラス United Economy
座席配列 ABC-DEFG-HK ABC-DEFG-JKL
シート幅(アームレスト間) 47cm 43.4cm
前後間隔(ピッチ) 79cm 79cm
個人モニター 10.6インチ
*最前列は8.9インチ
機内エンタメ MAGIC-VI United Private Screening
自分のスマホ等で楽しめる
PC電源 全座席 座席間
USBポート 全座席
快適度 ★★☆
機能は充実
★☆☆
必要最低限
* ユナイテッド航空は、B777-200以外にB737-800を使用する便もあり、座席のスペックは上記の表と異なる場合があります。

JALグアム線の機材解説

JALがグアム線に投入する機材“772”

2019年9月から、JALグアム線では B777-200ER (772) が使用されています。この機材は、中長距離路線で使用される「SKY SUITE」仕様ではないという位置づけですが、ビジネスクラスは「SKY SUITE」仕様の座席と完全に同一であり、エコノミークラスも「SKY SUITE」仕様の座席を前後の間隔を詰めて配置したものとなっているようです。

そのため、エコノミークラスは前後間隔が約79cmと若干狭くなっていますが、これはJAL国内線普通席のシートピッチと同じであり、4時間程度のグアム線であればあまり狭さを感じないピッチといえます。

JALとユナイテッド航空を比較すると…

東京-グアム線では、JALの他にユナイテッド航空も毎日6便(3往復)運航しています。エコノミークラスの比較でいえば、B777-200はJALの772のよりもシート幅が狭く、個人用ディスプレイもありません(自分のスマートフォンやタブレットを機内Wi-Fiに接続して映画などのコンテンツを楽しむことができます)。B737-800ではさらに座席が狭くなりますが、個人用ディスプレイはあるようです。

エコノミークラス利用者の受託手荷物(預け入れる荷物)は、JALは23kg以内の荷物が2個まで無料であるのに対し、ユナイテッド航空は23kg以内の荷物が1個まで無料です。また、ユナイテッド航空のエコノミークラスでは、アルコール飲料は有料となっています。

JALグアム線の機内食(2019年冬メニューより)

いずれの便でも、和食または洋食(ビジネスクラスでは選択式・エコノミークラスでは一種類)が、離陸の約1時間後に提供されます。ビジネスクラスでのみ、食後にハーゲンダッツのアイスクリームが提供されます。

その他の期間の機内食については、以下のページから最新のメニューを入手できます。

機材が頻繁に変わるJALグアム線

2019冬スケジュールでは、772という大型機を投入していますが、2020春・夏スケジュールでは、従来の SKY SUITE 767 (SS6) が再び投入される見込みです。また、2020年7月1日からはグアム線が増便されることが発表されており (JL943/JL944)、2019年11月時点で既に航空券の購入が可能となっています(ただしこれが恒久的な増便か期間増便かは明らかになっていません)。このように弾力的に機材や運航便数を変えることで、変化する需要に柔軟に対応している様子がうかがえます。

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